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編集&ライティングユニット“おいしいしごと”です。ワイン、韓国、その他もろもろの情報をブログで書かせていただいてます。ちなみに、左のすずめが柴田、右が韓です。
by 01414510
       
野菜の種/自家採種と、F1種や一代交配種の違い
こんにちは、おいしいしごとの柴田です。


みなさんはふだん、どういう野菜を食べていますか?

選ぶときに、どんなことに気をつけていますか?


6年くらい前、
私は自然栽培という農法でつくられる野菜に出合いました。

そのたったひとつ野菜が、私の生き方を変えました。
目からウロコとはまさにこのことでした。


ちょっと大げさに聞こえるかもしれないけれど、
これは本当の話。
おいおいこのブログでも書いていきます。


そんな野菜に出合ってから私は
いろいろな野菜について知ろうと勉強をしたり
機会があれば取材で現場の人の話しを聞いたりしています。


今回は、ある取材を通して知った、種の話しです。


先日、千葉県成田市に本拠を構える、
野菜の流通業者さんのもとへ取材で訪れました。
代表のIさんは、栽培法だけに関心を寄せる野菜選びに
警鐘を鳴らしていました。


今、市場に出回っている野菜のほとんどは
種苗会社から買った種で育てられたもので、
これらは、できあがるものは日本ほうれん草や聖護院大根といった
和種であっても、
種はタイやチリなど、99.9%が外国産だというのです。


Iさんは、外国産が悪いと言っているわけでは決してありません。


しかし、現地の人に種をとるための野菜づくりを
してもらうわけですが、
彼らは農業のことはなにも知らず、
この時期にこの農薬をまいて、
この化学肥料を与えてという
レクチャーを受けて種をつくっているそうです。


これでは、日本の生産者が
いくら農法にこだわっても、
どんなに素晴らしい土壌で育てようとも、
元も子もないのでは……。
と思わずにはいられません。


また、これらの種の多くは「F1種」と呼ばれ、
育つ野菜は形や色が均一で、収量も豊富。

さらに「一代交配種」というものに至っては、
翌年には実を結ばず、種がとれない野菜が育ちます。


しかし本来、野菜も野山の草木と同じ植物。
花が咲き、そこから種が落ち、
翌年また実を結ぶのが自然なはず。


ようするに、F1種や一代交配種は人工的な種で、
種苗会社が
『寒さや害虫に強く、甘みがあり日持ちする野菜の種』と
バイオテクノロジーの会社にお願いをすると、
強い種をピンセットで交配させたり、
放射線に当て突然変異を起こさせたりしてつくる種なのです。



自然の摂理から考えれば、
こんなにおかしなことはありませんよね。


Iさんが流通させている野菜は、
育った野菜からとる自家採取の種、
もしくはその地に根づいた在来種でつくられるものがほとんどで、
在来種のものは農薬はもちろん、
化学、有機に関わらず肥料を与えていません。


この肥料のお話も非常に興味深いものでした。



Iさん曰く、
「肥料は野菜の味に影響する。
口の中に苦みやえぐみが残っていたら、
多くの場合化学肥料が
たくさん与えられたものと思っていい」とのこと。

さらに堆肥に関しては
「鶏糞を混ぜた肥料を使うと、口に入れたらすぐに甘くて、
後から甘く感じるのは馬糞。不自然に甘い。
でも、無肥料の野菜は自分の力で甘くなって
口のなかでスッと消えるよ」とも。



肥料が原因で野菜が腐ることは知っていましたが、
味に与える影響を細かく調べたことはありませんでした。


Iさんもおっしゃっていたように、
野菜は野山の草木と同じ植物です。
だから、本当なら枯れていくはずなのに、
冷蔵庫のなかの野菜は放っておくと腐ります。


日記の冒頭に書いた自然栽培の野菜は、
自然の摂理に基づいて作られた野菜。
だから、腐らずに枯れていくんです。


私が出合った野菜は、そんな野菜です。
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by 01414510 | 2009-02-04 00:52
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